つくばユナイテッドSun GAIA 2010/11新体制発表
やっと出た〜やっと出た〜
ということで、或る方向へ深々と一礼しながら、新体制の発表を眺めてみた次第なのである。
あ、ようやく書き換えた。
スタッフ
正直騒ぎすぎました。意図的とはいえすみません。
尚、先日、新聞に「加藤陽一が選手兼任監督に」といった記事が掲載されております。この件に関しましては、一切否定しませんが、チームからの正式な発表が行われる前にこのような形で皆様にお知らせしていまい、大変申し訳ございませんでした。
http://www.tuvb.jp/?p=5076
ということで加藤陽一新監督、ということであるが、監督であると同時に選手でありさらに主将でもあるということのようである。
都澤総監督はより表に出て来られるのであろうか。
なお、マネージャー陣も一新、選手兼任のおふたりということになる。
選手
移籍加入
上場がFC東京に移籍してぽっかり空いた背番号2は、今シーズンからユニフォームの色が反転することになる。ヴェルディから吉野が移籍。またヴェルディからでなんと申し上げたらいいのかなのであるが、これは、現在のリベロ・赤木がどちらかというと運営寄りのポジションにシフトしていくということであろうか。既に体制が変わってから、ほとんど記名文書はこのひとによるものであり。
そしてなんとも驚いたのは、アイスランド→デンマークを経て、今季が5シーズンぶり*1の日本でのプレイとなるマサこと高橋賢行。ブログを拝見して、「今シーズンはどこで〜」と思っていたら、いらっしゃいませですよ。クラブカップは…こちらの登録時期によりけり、なんですかのぉ。
筑波大学の学生、OBほか
こまけぇことはさておき(謎)、今シーズンは久々に「筑波大学の学生とOB」の登録が増えた。この層についてはここ2シーズン少々薄めであったので、久々にキタなぁ…という感想である。
まずは去年の4年であった冨田*2と安井。安井といえばKOHAYASUICHI(謎)を思い出したりもしたが、以前の番号からは1つずれた、ということになる。
そして現4年からは椿山、山根。山根は2008/09以来のSun GAIA登録であり、椿山は福井でピンポイント起用された以外は初めて(これはけっこう意外)。「4年生が部の引退後Sun GAIAで活躍」というと、三上など大挙して臨んだ2006/07を思い出すが、そればかりではない。2008/09の久田(宇都宮大)も印象に残っているが、こんどは大木がその立場になるわけで。時が過ぎるのは早すぎる(そして話が逸れている)。
そして、今回注目なのは1年生の大量登録。出耒田、前田、久原、そして田城と4人の登録がある。この4人に関しては、大学の新シーズンとの絡み(そしてそのための準備)があるので、どのような起用方法になるのかわからないが、経験を積ませるという目的があるのなら、起用できるタイミングではかなり積極的に起用してくるのではないかと思われる。ちなみに、田城は1992年3月24日生まれ。ひょっとすると、男子では今シーズン最年少Vリーガー…になるのかもしれない。
退団選手
既に公式サイトで発表されている上場(→FC東京)、小橋口(→鹿児島教員)のほか、佐藤、王(東レに戻ったということのようであり)、さらに休部中であった阿部もチームを離れた。それぞれに思い出すことが多々。ここまでおつかれさまですありがとうございますと深々と頭を下げる次第である。
その他
和井田残留。主将ではないが。
新監督とか移籍選手とか
暫く間があいてしまった。
V・チャレンジリーグ終了後、つくばユナイテッドSun GAIAがチームとして活動している状況がなかなか見えない。黒鷲旗は出場を辞退したし、その周辺で公式サイトの「スケジュール」を見ても、練習がおこなわれているような記述は確認できずにいた。
尤も、大学リーグは粛々と進んでいて、2部では筑波大学と宇都宮大学と…しのぎを削っていた。結局筑波と専修が1部昇格を果たしたわけであるが。
この間、つくばユナイテッドVOLLEYBALL界隈ではおおきな動きがあった…ようである。松田裕雄「前」監督からパートナー宛に、代表常任理事を辞する旨の挨拶状(葉書)が届いたが、それ以外のことについては、6月10日時点で、チーム発の正式な発表や情報の更新が確認出来ていない。
しかしながら、下記2点については、既に別の媒体を通じて明らかになっている。
- 新監督に加藤陽一就任。選手兼任。(→初出、→6/10付日刊スポーツ記事)
- 今年度の全日本に選ばれ、合宿等で奮闘中の上場雄也、FC東京に移籍へ。(→5/31付日刊スポーツ記事)
しかし、後者に関しては、移籍先とされるチームでもまだリリースされていないんだよなぁ…Vリーグ公式は、まだ監督含めて2009/10のシーズンを戦ったメンバーになっているし。
兼任監督の兼任具合(現役続行に重きを置くのか、監督としての動きに重きを置くのか)も気になり始めている。何よりも、これまでこのブログで何度となく書いているように、つくばユナイテッドVOLLEYBALLそのものを「推進」してきた松田氏がこの組織を離れたことが、これからのこのチーム、否、この組織に対してどう影響してくるか、あたらしいシーズンを迎えるつくばがどう舵を取っていくか…キニナルのはキニナルのだが、現状、まだまだ情報が断片的すぎる。
これまで「ぶれずに」邁進してきたつくばユナイテッドVOLLEYBALLは、これから何処に向かうのだろうか。
ことしもサマーリーグには出場することが発表されている。このサマーリーグで新しいつくばの片鱗が見られるかと楽しみにしていたのだが、1次リーグ開催地にたどり着くには難易度が高すぎる。
最終的な目標は2010/11シーズンで成績をあげ、チャレンジマッチで勝つというところにあるのだろうが、組織としておおきなターニングポイントを迎えた今季、どうスタートするか…非常に気になるところである。
追記(2010/06/11)
追記(2010/06/12)
2009/10V・チャレンジリーグ、監督コメント集(レギュラーラウンド編)
何故か目を引くのは、各試合、A帳票における松田監督のコメント。ついつい気になったのでまとめてみたりする。なお、原文まま(改行は怪しい)。
レギュラーラウンド
2010/01/09(刈谷) ○3-0大同特殊鋼レッドスター
「練習=本番のコンセプトでやってきた部分の成果が出て、過度に緊張することなく試合をやれたのが一番良かったところ。技術・戦術面ではまだ6〜7割。これから完成度を高めていきたい。」
2010/01/10(刈谷) ●0-3ジェイテクトSTINGS
チームの武器の一つであったサーブが思うように機能せず、リズムが最後までつくれなかった。
しかし、総力で臨むという決めていたことは全うでき、収穫はあったと思う。
次回以降に活かしていきたいと思います。
2010/01/16(立川) ○3-0トヨタ自動車サンホークス
サーブとブロック、SUNGAIAのシンボルが力強く主張された試合だった。相手がどこでも実行できる真の強さをリーグ中に身に付けることが課題。
2010/01/23(桜)○3-0阪神デルフィーノ
どんな時も自分達のスタイルを貫く、誰が出ても徹底するということが出来、またひとつ成果が残せた。課題は、ルーズボールの丁寧な処理、オフェンスコンビの精度UP。
2010/01/24(桜)○3-0近畿クラブスフィーダ
ひとまず勝利をおさめることが出来て良かった。ゲームメイクの部分でやや課題が残る試合で、終始自分らのリズムが作りきれなかったという印象があった。後半戦、更なる磨きをかけて臨みたい。
2010/02/06(福井)○3-0東京トヨペット
誰が入っても、やるべきこと、成すべきことは同じ!であるという約束事を最後まで守り、結果を残した試合であった。
明日も継投が機能するよう締めなおしてのぞみたい。
2010/02/07(福井)○3-0富士通
昨年決勝で敗れたこともあり、良くも悪くも注目の一戦であった。堅いサーブレシーブをなかなか崩せなかったが、最後まで基本の姿勢がブレずに貫徹できた試合であった。
福井は来年度からはセカンドホームとなる地。いいアピールと貢献ができたと思います。
2010/02/13(川崎)○3-2警視庁
和井田、加藤両選手がよく頑った。この一言に尽きる。
順位決定リーグへ向け、いい経験をまたひとつ重ねる事が出来た。
つくばからの応援団の皆さん、ありがとうございました。
福井県福井市、サブホームタウンに
こちらはかなり久々の更新になってしまった。
新しいシーズンを迎えたつくばユナイテッドSun GAIAは、明日レギュラーラウンドを終える。首位のジェイテクトSTINGSに敗れたのみの1敗、明日の結果にかかわらず2位でのレギュラーラウンド終了は確定しており、来週からは順位決定リーグに臨む。
さて、昨日、つくばユナイテッドVOLLEYBALL公式サイトで、「福井県福井市をサブホームタウンに決定」という発表記事があがった。実はこの件については、福井市で試合が行なわれた2月7日のA帳票にて、松田監督のコメントとして下記の通り記述があった。
福井は来年度からはセカンドホームとなる地。いいアピールと貢献ができたと思います。
636-A
Vリーグについては「ホームって何だろう、ましてや、セカンドホームって何だろう」という疑問がある。セカンドホームを設けているチームはいくつかあるが、その中ではセカンドホームでの試合をおこなっていないチームも少なくないという。また、セカンドホーム自体が、チームというよりも「会社」の事情で設けられていて、観る者にはあまりピンと来ないケースもあるように思える。
実はチーム名に地名を冠しているつくばユナイテッドSun GAIAが、セカンドホームを設けるということに驚いているのだが、これは、まさか、パートナーであるサカイオーベックスのみならず、福井県協会との関係性…にも因るところなのかなぁと穿った見方をしてしまいそうにもなるのである。
なお、福井では来季もつくばユナイテッドSun GAIAのホームゲームがおこなわれる予定であることが発表されている。これは、このチームがねんがんのしょうかくを果たしたときにはV・プレミアリーグがおこなわれる、ということだろうか。そうすると、もしそこにパナソニックが来ると、清水凱旋〜にもなるんだろうなぁ…などと、一昨年堺ブレイザーズとの交流試合で福井に行ったときのことをいろいろ思い出した次第。
福井、いいところなのだが、関東方面からのアクセスが、もうちょっと良かったらなぁ…。
参考:Vリーグ各チームのサブホームタウン(括弧内はホームタウン)
V・チャレンジリーグ男子でサブホームタウンを設けるのは、つくばが初。
V・プレミアリーグ女子
- 久光製薬スプリングス:兵庫県神戸市(佐賀県鳥栖市)*1
- NECレッドロケッツ:神奈川県川崎市(東京都)
- パイオニアレッドウィングス:埼玉県川越市(山形県天童市)
*1:逆に見えるがこれで正しい
本日からサマーリーグ決勝リーグ
当方チケット取りそびれ、大学リーグ開幕戦でもあるのでそちらに行くことになりますた。
いろいろありますが、新生(?)Sun GAIAの活躍を祈願いたします。
夏の終わり
微妙に暑い体育館で今年も関東甲信越体育大会を観戦した。
「これから」を担う選手への期待は高まる。
腕まくりによる気合いの創出→バレーボーラーのおしゃれ!!袖編 - はにおのダイアリー
国体予選茨城チームほか
後編とかその他もろもろ整理し切れてぬ。
TUVの8月スケジュールが発表されていた。
国体予選の茨城チームだが、ことしはSun GAIA+国士舘の学生2名で11名(あれ、10名?)。
国士舘のふたりは平野(写真左#13→7・ミドルブロッカー・191cm)、池澤(右#12→6・セッター・188cm)。ともに現4年(写真はちょうど1年前、東西インカレ@カピオなので3年の頃のものである。後方にかんとくが…)。いずれも茨城県出身というご縁。Sun GAIAからは菊池、小川、赤木、石川、岩田、鞍掛*1、上場、佐藤、小橋口各選手。ここにいらっしゃらないあのせんしゅはいつものようにあのけんからかしらとか。
組み合わせ(PDF)はいきなり神奈川(富士通)と当たり、ここを勝ち抜けると東京-栃木の勝者(東京はFC東京。栃木はあのお方やあのお方が…?!)との対戦。と、いきなり強敵揃いだが、ここはなんとか連続出場へ突き抜けてほすぃのところである。
→チームからのリリース:http://www.tuvb.jp/?p=3474
大学チームは8/10から堺→パナソニック→サントリー→東レと合宿を重ね、締めに(?)関東国公立大会が待ちかまえている。暑く厳しい夏だが、それぞれにひと味違う夏となりますよう。
*1:スケジュール表に出ていなかった…8/4追記